Enjoy-PetLife.com〜あなたのペットライフは充実していますか〜

エンジョイ-ペットライフ.com > ワクチンの必要性 > ワクチンの基礎知識病気編

ワクチンの必要性

ワクチンの基礎知識病気編

ワクチンで予防できる病気は?

ワクチンで予防できる感染症や伝染病には、次のような種類があります。
これらの病気は、かかってしまうと生命にかかわる恐ろしいものですが、ワクチンを接種していれ
ば大事に至らないばかりか、周囲の動物からの感染、また周囲の動物への伝染も防ぐことができます。

1.狂犬病(犬)

咬まれたりなめられたりすることで、すべての哺乳類が感染し、発病すると100%死亡する、人獣共通感染症です。

神経がおかされるため、食べ物が飲み込めなくなったり、よだれを流したり、歩くことが困難になるほか、最後は全身にけいれんが現れ、昏睡状態に陥り、死に至ります。

日本では徹底した予防対策により、現在は発生していませんが、世界では年間に3万5千人から5万人近くが死亡しています。

国際交流が活発になっていることから、日本にも侵入する危険性がある病気です。

2.犬ジステンパー(犬)

ウィルスにより、消化器、呼吸器、目、歯、神経がおかされます。
そのため、下痢、鼻汁、目やに、発熱、けいれんなどが見られます。
またフットパッド(肉球)が硬くなることもあります。

死亡率は非常に高く、大変こわい病気です。

3.犬パルボウィルス(犬)

このウィルスはとても丈夫で、消毒薬が効きにくく、約6ヶ月ほど感染力を持ち続けます。
急に元気がなくなり、激しい嘔吐、下痢、血便などの症状が出ます。

そして脱水や敗血症を起こし死亡します。
子犬では心筋がおかされ、突然死することもあります。

4.犬伝染性肝炎(犬)

アデノウィルス1型による伝染病で、元気や食欲がなくなり、嘔吐や下痢のほか、肝炎により黄疸が起きたりします。

目が白く濁ったりもします。
尿からウィルスが排泄され、他の犬に感染します。

5.犬アデノウィルス2型感染症(犬)

肺炎、気管支炎、扁桃炎など呼吸器の症状を起こします。
「ケンネルカフ(風邪症候群)」の症状を示します。

6.犬パラインフルエンザ(犬)

ウィルスによる呼吸器の病気で、治りにくい咳、鼻汁、扁桃炎、気管支炎を起こします。
風邪の症状を示すので、「ケンネルカフ」とも呼ばれます。

軽いと自然に治りますが、犬が集団生活している所で多く発生しています。

7.犬コロナウィルス感染症(犬)

腸炎を起こす伝染病で、下痢、嘔吐が起こります。
パルボウィルスと混合感染すると、症状は重症になります。

8.レプトスピラ症(犬)

人にもうつる病気で、細菌によって腎臓や肝臓がおかされます。
歯茎や体のあちこちから、出血や黄疸が出る「黄疸出血型」と、高熱、嘔吐、下痢が起きる「カニコーラ型」をはじめ、いくつか種類があります。

ネズミの尿や、この病気にかかった犬の尿が、感染源になります。
菌は沼地や池にも存在するので、特に野山で駆け回ることが好きな犬は、要注意です。

9.猫汎白血球減少症(猫)

白血球が極端に少なくなる伝染病で、腸炎の症状を示します。
子猫がかかると死亡率が90%にもなるので、猫ジステンパーとも呼ばれています。

突然元気がなくなり、嘔吐や下痢の症状が現れます。
妊娠中の母猫が感染すると、流産や死産をしたり、子猫に奇形や脳障害が起きることもあります。

感染力が強く、ウィルスはホコリとともに運ばれるので、室内飼いの猫でも感染することがあります。

10.猫ウィルス性鼻気管炎(猫)

くしゃみや咳などの、風邪の症状を示します。
目もおかされるので涙や目やにも出ます。
重症になると食欲がなくなり、肺炎などで死亡します。

分泌物により感染するほか、空気中のホコリによって、運ばれたウィルスでも感染します。
治ってもウィルスを持ち続け、他の猫への感染源となることもあります。

11.猫カリシウィルス感染症(猫)

猫ウィルス性鼻気管炎と同じように、くしゃみ、鼻汁など風邪の症状を示します。
進行すると舌や口に潰瘍(かいよう)ができ、食欲が落ちます。
肺炎を起こすこともあります。

12.猫クラミジア症(猫)

風邪の症状を示し、呼吸器と結膜がおかされる伝染病です。
くしゃみ、咳、涙目、結膜浮腫、目やにを伴う、ひどい結膜炎が起こります。

13.猫白血病ウィルス感染症(猫)

リンパ肉腫、白血病、貧血、流産、腎臓病、免疫不全などを起こす、伝染病です。
ウィルスを持った猫との軽い接触ぐらいでは感染しませんが、ウィルスが唾液に含まれているので、
猫どうしでなめあったり、同じ食器を使ったりすると感染します。

健康そうに見える猫でも、ウィルスを持っていることもあります。
..........................................................................................................................
こうした感染症や伝染病は、動物どうしの接触のほか、空気やホコリによっても媒介されるため、室内飼育、屋外飼育を問わず、かかるリスクがあります。
そのため「うちの子にかぎって」と安心することはできません。

しかし、こうした重大な病気であっても、ワクチンを定期的に接種することで、予防することができるのです。
では、その「ワクチン」とは、いったいどんなものなのでしょう?